パナソニックのドラム式洗濯機 NA-VX3600Lを使った感想及び次の洗濯機の検討 

ドラム式洗濯機を使った感想を書いていきます。*ドラム式の注意点等も書いていきます。
これから引っ越しシーズンでもあるので、誰かしらの参考になればと思います。自分の備忘録も兼ねます。

故障から購入検討まで

先日まで、パナソニックのドラム式洗濯機 NA-VX3600Lを8年弱使っていたのですが、壊れてしまいました。具体的には電源の「入」を押してもONにならないという不具合です。

直し方としては、コンセントを抜いて、一定時間放置して、再度コンセントを刺して、リトライするというものがあるようですが、それを実施しても直りませんでした。

また、上蓋を開け、コントロールパネルのところを外して、スイッチのところをいじってみましたが、直りませんでした。

保証期限6年も過ぎておりまして、修理しようとすると4万くらいかかるようでした。洗濯機の寿命は7~10年が一般的らしく、そこを修理しても他が壊れたら嫌だなということで、買い替えを検討しました。

使用した感想

とりあえず、不便はなかったです。ドラム式は縦型に比べて洗浄力が落ちるという話はありますが、特に実感したことは無かったです。

縦型に比べて節水できるという話でしたが、水道代が安くなった実感もあまり無かったです。

ドラム式はかなりサイズ的には大きいです。そしてめちゃくちゃ重いです。80 kg弱あるため、一人で動かしたり設置したりするのが大変です。*縦型は40 kg程。

また、ドアに関して、左開き(左側を軸にして開く)と右開きがあるので、買う時に注意が必要です。マンションによっては、片方がかなり使いにくくなる可能性があります

縦型と違い、上が開いたりしないので上にものを乗せられます。また、上にドアが開かないので、上の空間を利用した収納などもしやすかったです。

乾燥機はありますが、正直しわがけっこう発生します。そのため、主に、タオルや下着など、しわが気にならない衣類でしか使用しませんでした。

洗濯機のドアの縁のパッキン部分に埃やカビっぽい汚れがたまりやすく、掃除はやりにくかったです。

終盤は少々かび臭い感じがありました。

タオル等で生乾きが発生しやすくなっていましたが、洗濯機が原因かは分かりません。

致命的な故障は、今回が初めてでしたが、少しドアが閉まりにくくなっていました。

洗濯物のしわを減らすべく、「おまかせ」モードではなく「おうちクリーニング」モードを使い、脱水だけ後から「おまかせ」でやっていました。

こんなところですかね。かなり安いのを探してかって10万円くらいで買えて、上記スペックだったのでそこまで不満はありません。
でも、やはり高価ではあるので、もう少し長持ちして欲しかった、というのが正直な気持ちです。
壊れ状況的には基盤の劣化らしいですが、これは敢えて壊れるように設計しているんでは?と思ってしまいます。

次の洗濯機の検討

まず、以下に検討した、洗濯機をまとめます。情報は価格コム(https://kakaku.com/)で得ています。

表1:価格・乾燥機能・容量・コスト


表2:サイズ・騒音・洗濯時間

現状のわが家の洗濯状況としては月に45~60回ほど洗濯している状況で、これより回数が増えるのは厳しいと考えております。そこで、1回の洗濯量としては元々の9 kgと同等以上は欲しいと考えました。パナソニックにおいては、今は9 kgのものがなく、それより多くて安いのを探した結果、①NA-LX113BLに行きつきましたが、価格が跳ね上がっていてまずビックリでした。正直これが、10万円強なら、特に色々検討せずに、同じようなパナソニックのドラム式にしていたかもしれませんが、なんせこの価格なので、今回、縦型も含め検討することとしました。

縦型の乾燥機能はあまり優れていないものが多いらしく、縦型の場合、乾燥機能は無しのものに絞りました。

<①パナソニック ドラム式 NA-LX113BL>
上記の通り、値段が高いです。これが、早々に故障したら辛いなと思われました。

<②パナソニック 縦型 NA-FA11K1>
パナソニックの縦型。パナソニックはメーカーとして、信頼性が高めなので(値段も高めですが)、とりえあえず、それの縦型として、これを見つけました。これも悪くは無いのですが、1回あたりの水の使用量が多いのが気になりました
乾燥機能については、私の家では、しわがつくのが嫌で、乾燥機能はほぼ使っておらず、使うとしても雨の日など、タオル、下着等にだけで、月に2回以下です。それなら、浴室乾燥でも良いのでは?と思われました。

<③日立 ビッグドラム BD-SG110JL(W)>
日立のドラム式。日立も洗濯機メーカーとしては信頼性が高そうでした。価格もパナソニックと比べるとかなり安かったです。これも候補でしたが、標準洗濯時間が少し長い印象は受けました。

<④日立 ビートウォッシュ BW-V100J(W)>
結論としては、これを選びました。10 kg洗濯でき、乾燥機能もなく、値段もお手頃です。

<⑤日立 ビートウォッシュ BW-X120J(W)>
⑤もかなり悩みました。④との違いは、
・値段が4万円程高い
・洗濯量が2 kg多い
・アプリで操作できる
・自動で洗剤量を調節して入れてくれる
という点です。洗濯量が2 kg多い点でかなり魅力を感じました(洗濯回数を減らせそうなので)が、アプリ操作できる点と、自動で洗剤量を調節できる点は特に不要のように思いました。要素が多いとそれだけ故障のリスクも上がりますし。その2点の機能が追加されずに、値段が2万円程度高いのであれば、こちらを選んでいたと思います。

<⑥東芝 ZABOON AW-12DP2(T)>
こちらも12 kg洗濯でき、且つ値段も手ごろであったので検討しました。しかし、全くの同一機種ではないですが、ZABOONの価格コムの口コミに、”脱水時に衣類の片寄りがあると脱水後に再び注水され、脱水が終わらない”旨のコメントを多数発見しました。ライバル会社の嫌がらせコメントかもしれませんが、下手なリスクは背負いたくないので、これは止めることとしました。

<⑦AQUA AQW-VB16P-S>
AQUAは旧三洋が海外メーカーに売却されたもので、全体的に安めです。今も日本で開発等が行われているという話もありました。また、コインランドリー等ではAQUAが採用されており、耐久性が高いという情報もありました。さらにこの品は洗濯量が16 kgとかなり多いです。水の使用量はすごいですが、洗濯量が倍近いことを考えれば許容できそうな気もします。
しかし、ドアが折りたたまれないで開くタイプらしく、洗濯機の上の空間をかなり確保する必要があります。私の家では、これまでドラム式洗濯機を使用していたこともあり、洗濯機の上を貴重な収納空間として利用していたので、このドアが折りたたまれない、という仕様は好ましくありませんでした。

以上、それぞれ検討したのと、調べれば調べるほど、縦型が良さそうな感じがあり、さらに、日立の評価が良さそうだったので④日立 ビートウォッシュ BW-V100J(W)にした次第です。

尚、調べた結果、縦型の利点として以下の情報がありました。
・壊れにくい
・色移りしにくい
・泥汚れが落ちやすい
・お手入れ箇所が少ない
・臭いが付きにくい
・サイズが小さい
・安い

以下のyoutubeが非常に参考になりました。
https://youtu.be/Z4rVC77Qu_8?feature=shared

ちなみに、私は故障の後、洗濯が長期間できないと困るので、エディオンで89800円にしてもらい購入しました(次の日の納品で設置も無料。元々の洗濯機の回収もできる(別途4130円の費用は発生))。価格コムの安い店より5000円高いですが、これは仕方ないと割り切りました。*5年保証が無料で付きました。


乾燥機能が無いことに関しては、先述の通り、浴室乾燥で対応する予定です(そもそも頻度は少ないです)。どうしても乾燥機能が欲しくなったら、純粋な乾燥機を買おうと思います。乾燥機と洗濯機は分離されていた方が、片方が壊れても、片方を買い替えるだけなので、効率が良いように思いました。

以上です。そのうち、実際に④日立 ビートウォッシュ BW-V100J(W)を使った感想についても書く予定です。

日立 ビートウォッシュ BW-V100J(W)を使った感想

<良いところ>
・前よりたくさん洗濯物が入る感じです。
・前より、衣類の生乾きが発生しにくくなりました。前の洗濯機より水でしっかり洗い流すからでしょうか?あるいは前の洗濯機はパッキンの辺りが少しカビていてそこで臭いがついていたのかもしれません。

<悪いところ>
・3週間(40回程)で2回ほど脱水のエラーが起きました。

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