先日、家族でアデノウイルスにかかったのでその記録を書きます。
11月6日に下の子供が発熱。4日くらい40℃前後の発熱が続く。発熱自体はそこまで辛そうではなかった。病院でアデノウイルスだと診断された。咳・鼻水がすごく、しんどそうだった。また、鼻水がうまくかめず、寝た時に喉に流れ、吐くこと多数。約1週間で改善。食欲もかなり落ちて痩せた。
防水シーツがすごく役に立ちました。
11月12日に上の子供が発熱。4日くらい40℃前後の発熱が続く。咳・鼻水はあまり無かったが吐き気はあった。吐く時に、袋に吐いてくれたのでかなり助かった。喉は腫れているものの痛くはないとのこと。発熱がしんどいらしく、かなり叫んでいた。アイス枕が2個あって良かった。また、5歳だが体調が悪い時はオムツだと安心。うちわで仰ぐと気持ちが良かったらしい。サーキュレーターを買っても良いように思われた。
11月13日より、私にも症状が出る。喉に違和感・淡が絡む。少しずつ悪化し、15日にけっこう喉が痛くなり、少し発熱。さらに悪化し続け、17日に、声も少し変になる。18日、19日がもっともひどく、腫れすぎて血が出る。喉の穴の広さが通常の半分以下。人生でトップ3に入る喉の痛さ(ピークは2日間)。しかし熱はほぼなし。その他症状もほぼなし。食欲あり。倦怠感なし。親知らずを抜いた後の感覚に少し近かった。喉の痛みも、切れているような痛み。18日に病院でアデノウイルスであることを確認。二次感染予防として抗生剤、痰切りの薬をもらう。19日にハレナースを服用。まずかった。効いたかどうかは不明。即効性は特になかった。20日に多少軽減していた。22日の夜にてほぼ喉の痛みが無くなった。丸一週間以上喉の痛みが続きしんどかった。
ちなみに、妻はかからずに済みました。子供の相手をしているとウイルスが身体に入らないことは無さそうなので、今回のアデノウイルスにそもそも免疫があったのか、たまたま免疫力が上がっていたのか、のどちらかだと思われます。
ちなみにアデノウイルスについて調べてみると
①アデノウイルスは潜伏期間が長く5~7日。油断したころに発症するようです。
②アデノウイルスのワクチンや治療薬はありません。熱を下げる等の対症療法しかありません。ただし、ウイルスなので、細菌などに2次感染しなければ1週間程度で完全に治りますね。
③アデノウイルスは種類が多いようです。そのため、何度もかかるようです。大人だからといって免疫があるとは限りません。
④アデノウイルスはノンエンベロープウイルスです。
ウイルスはエンベロープウイルスとノンエンベロープウイルスに大別されます。エンベロープというのはウイルスの再外層の脂質の膜で、それがあるのがエンベロープウイルス、無いのがノンエンベロープウイルスです。
インフルエンザウイルス、コロナウイルス、エボラウイルスとかやばいのが多いのがエンベロープウイルスですね。ノンエンベロープウイルスはノロウイルスとかロタウイルスとか、エンベロープウイルスに比べたら病原性は弱めな感じですが、アルコールなどの薬剤に対する耐久性が高めです。
理由としては、エンベロープウイルスは、エンベロープがアルコールなどで容易に壊れて感染力を失いますが、ノンエンベロープウイルスはそれが無く、タンパク質の殻が再外層になっているので薬剤に対する耐久性が高いという理屈です。
自宅で誰か感染したら「ノンエンベロープウイルスに効果がある」ウイルス除去剤を買いたいところですね。「コロナウイルスに効く」とか書いてあっても薬剤としては何もすごくありません。何だったらコロナウイルスはそこらへんの台所用洗剤を薄めた液でも倒せるので。
コロナウイルスがすごいのは感染力と、通常のコロナウイルスに比べると、その辺の物に付着した時に、不活性化するまでの時間がかなり長いところですね。薬剤耐性は並以下です。
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