ワイドハイター除菌EX

使ってよかった物として今回説明するのは花王のワイドハイター除菌EXです。

用途は生乾き臭の除去です。

服を着ていて、特に脇の辺りが臭くなることはありませんか？あとはタオルとか。たぶんそれは生乾きです。生乾きは基本的に菌がいて、それが生み出している臭いです。菌なので、一緒に着ている服などに汗と共に移っていきます。例）肌着からシャツ、シャツから肌着

これが非常に厄介です。一度臭ってしまったら菌を除去しない限り臭い続けます。外に干しても、真夏でもない限り、大抵生き残ります。洗濯で臭いが取れても着ている間に復活します。経験上、アルコール除菌剤をかけても生乾き菌は死にません。それくらいめちゃくちゃ強い菌です。臭いを生ませない、とか最近は柔軟剤で訴求している商品も多いですが、個人的には信じていません。

さて除菌方法としては、酸化剤系で殺菌効果の高い、塩素系酸化剤や、酸素系酸化剤、煮沸消毒が有効だと思います。

①塩素系酸化剤：一般的に言う、ブリーチ、カビ取り剤などが該当します。確かに酸化力は高く、殺菌力も申し分ないのですが、色落ちするのが欠点です。元が白いもの以外には使わない方が良いと思います。

②酸素系酸化剤：ワイドハイターやオキシクリーンなど、過酸化水素を使った除菌です。ちなみに、ワイドハイターなど液体のものは弱酸性で（過酸化水素を分解しにくくするため）、オキシクリーンなどは固体で、アルカリ性の炭酸ナトリウムと過酸化水素が一体化した過炭酸ナトリウムの状態で存在します。大量のものをまんべんなく除菌したり、油系の汚れを落とすのにはオキシクリーンなどが有効ですが、生乾き菌を除菌するだけなら、ワイドハイダー除菌EXがお勧めです。

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使い方は生乾き菌がいそうな、臭った部分にかけるだけ。これで白い泡が発生したら、生乾き菌がいた証拠です。泡が発生しなかったら、そこが原因ではありません。少し範囲を広げてかけてみてください。

ちなみに洗濯物を全体的に除菌したい場合、洗濯機に入れるのもありなのですが、正直これだと生乾き菌は倒せないと思います。面倒ですが直接かけてください。

それと安いワイドハイターとワイドハイターEXがありますが、何が違うのかはよく分かりません。私は効果が高いと謳っているワイドハイターEXを使っていますが、もしかしたらただのワイドハイターでも十分かもしれません。試したら追記しようと思います。

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ちなみにEXの付かないワイドハイターを買うのは特に問題ないですが、キッチンハイターを間違えて買わないようにしましょう。これは塩素系なので、服が色落ちするので。キッチンハイターは布巾とか雑巾とか、その他白物、まな板の除菌などに使えます。

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③煮沸消毒：最後に紹介するのが煮沸消毒です。菌は芽胞菌以外は基本的に煮沸で死にます。そのため、熱湯をかけて数分で死にます。このやり方は光熱費しかかからないのでその点では良いのですが、熱湯で生地が傷むので生地には注意しましょう。特にポリエステルなどの化学繊維では大ダメージなので、絶対にやめましょう。